【2024年10月23日~11月6日】
五十鈴川の上流に位置する神路山は、
初秋の影を残しつつ、
錦おりなす頃となりました。
三色の餡の茶巾しぼりで
その美しさを喩えました。
英虞湾が黄金色に染まる夕映えの賢島。
羊羹とそぼろ餡を交互に流して仕上げ、
その一刻を菓子にとどめました。
朝晩の空気が冷たく感じられ、
伊勢路にも霜の降り始める時季がめぐってきました。
小豆餡のそぼろ生地で黒糖餡を包み蒸し上げ、
初霜の降りた大地を表現しました。